ホワイトニングできない人と効果がない歯!対処法も|ブログ|広島の胡町駅より徒歩1分、歯列矯正をはじめさまざまな治療を行なう南青山デンタルクリニック広島医院

診療時間 月・火・金 / 9:00~13:00 14:30~18:30
水・土 / 9:00~13:00 14:00~17:00
無料相談
ご予約
24時間対応
WEB初診予約
ブログ Blog
コラム

ホワイトニングできない人と効果がない歯!対処法も

こんにちは。広島県広島市中区胡町、広島電鉄「胡町駅」より徒歩1分にある歯医者「南青山デンタルクリニック広島医院」です。

ホワイトニングで白くなった歯を指さす男性

白く美しい歯は、清潔感や若々しさを与えるため、多くの人にとって重要なポイントといえるでしょう。最近では、ホワイトニングや歯科医院でのプロフェッショナルケアなど、歯を白くする方法が身近になってきました。

しかし、すべての人がホワイトニングを受けられるわけではありません。また、中には施術を受けても思ったような効果が現れないケースもあります。

この記事では、ホワイトニングができない人や効果が出にくい歯について詳しく解説し、代わりの対処法も紹介します。自分に合った方法を見つける手助けとなるよう、ホワイトニングに関する正しい知識を整理し、失敗しない選択をするための情報をお届けします。

ホワイトニングとは

ホワイトニングのイメージ

ホワイトニングとは、歯の表面や内部に沈着した汚れを除去し、歯本来の白さを引き出すための処置のことです。過酸化水素や過酸化尿素といった薬剤を使って、歯の内部の色素を分解する方法が主流です。

ホワイトニングは単に見た目を美しくできるだけではなく、自己肯定感の向上や対人関係の印象アップにも寄与するとされています。そのため、近年では美容の一環として幅広い年齢層に人気があります。

ホワイトニングには大きく分けて二つの方法があります。一つは、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングで、専用の機器と高濃度の薬剤を使用する方法です。短期間で効果を実感できるのが特徴です。

もう一つは、自宅で行うホームホワイトニングで、マウスピースと薬剤を使い、数週間かけて徐々に歯を白くしていく方法です。また、近年では、ドラッグストアやサロンなどでも市販のホワイトニング商品が手に入るようになり、セルフホワイトニングという選択肢も増えています。

ただし、どの方法も、歯の状態や体質によって効果の出方が異なります。特に、歯の質や過去の治療歴によっては思うような効果が得られない場合もあるため、施術前の診断をしっかり受けることが大切です。

ホワイトニングができない人

妊娠中の女性

ホワイトニングは多くの人にとって手軽な審美ケアの一つですが、すべての人が安全に受けられるわけではありません。実際に、体質や歯の状態、健康面の理由からホワイトニングが合わない、あるいは施術を避けたほうがよいとされる人がいます。

ここでは、ホワイトニングができない人について、具体的なケースごとに解説します。施術を検討する際には、まず信頼できる歯科医師に相談し、リスクや自身の歯の状態について正しく理解することが大切です。

妊娠中・授乳中の女性

妊娠中および授乳中の女性は、ホワイトニングを控えるべきとされています。これは、ホワイトニングに使用される薬剤の影響が胎児や乳児に及ぶ可能性が否定できないためです。

たとえ安全性が高いとされていても、予防的観点から避けられることが多いのです。

重度の疾患を抱えている人

重度の虫歯や歯周病などの疾患を抱えている人も、ホワイトニングを受ける前に治療が必要です。薬剤が神経に近い部分に作用し、強い痛みやさらなる歯の損傷を引き起こす恐れがあるためです。同様に、知覚過敏がある方も注意が必要です。

ホワイトニング中は一時的に知覚過敏が悪化するケースが多く、日常生活に支障をきたす可能性もあります。

未成年者や無カタラーゼ症の方

さらに、未成年者も基本的にはホワイトニングを控えるべきとされています。成長途中の歯や歯肉への影響が明確でないため、多くの歯科医師は20歳以上を目安に施術を推奨しています。

その他、無カタラーゼ症という体内酵素の異常を持つ方も、過酸化水素を分解できないため、重篤な副作用を引き起こす可能性があります。

ホワイトニングの効果がない歯

ホワイトニングの効果がない歯について調べる女性

ホワイトニングは多くの場合、歯の明度を上げる効果が期待できますが、中には施術を受けてもほとんど効果が見られない、あるいは満足のいく白さにならない場合があります。ここでは、ホワイトニングが効きにくい歯について解説します。

神経を抜いた歯

ホワイトニングの効果が出ない歯の代表的な例として、神経を抜いた歯が挙げられます。一般的なホワイトニングは、歯の内部にある象牙質の色素を分解することで白くします。

しかし、神経を抜いた歯は内部に変色が生じており、この変色には通常のホワイトニングでは効果が及びません。虫歯があればホワイトニングを受ける前に治療しますが、重度だった場合などで歯の神経を抜くと、思うような効果が得られないことがあります。

こうした場合は、ウォーキングブリーチと呼ばれる特殊な方法であれば、内部から漂白できる可能性があります。

テトラサイクリン歯

テトラサイクリン歯と呼ばれる薬剤による変色も、効果が出にくい原因の一つです。テトラサイクリン系の抗生物質を成長期に摂取したことで、歯の構造自体に縞模様のような変色が残っている状態です。

通常のホワイトニングでは色調の改善が難しく、むしろ色ムラが目立つ可能性もあります。抗生物質などを摂取したことがある方は、事前に歯科医師に相談しましょう。

加齢によって変色した歯

加齢による変色も、ホワイトニングの効果が出にくいものの一つです。年齢を重ねることでエナメル質が薄くなり、象牙質の黄色味が透けて見えるようになるため、施術を行っても劇的な白さは得にくくなります。

人工歯

銀歯やセラミック、レジンなど人工の歯や補綴物には、ホワイトニング効果がまったくありません。これらは天然歯と異なる材質で、薬剤の作用を受けないためです。

補綴物を使用している人がホワイトニングを受けると、周囲の歯との色のバランスが不自然になることがあります。

ホワイトニングができないときは

ホワイトニングができないときの方法について歯医者で相談する女性

ホワイトニングが体質や歯の状態などの理由でできない場合でも、歯の見た目を改善する方法はいくつか存在します。無理にホワイトニングを行うのではなく、自分に合った代替手段を選ぶことが重要です。

ここでは、ホワイトニングができないと診断された場合の対処法を紹介します。

クリーニング

ホワイトニングが難しい場合でも、歯のクリーニングは非常に有効な手段です。歯の表面に付着したプラーク(歯垢)や歯石、タバコ・コーヒーなどによる着色汚れを専用の器具で除去する処置のことです。

クリーニングによって歯の本来の色が取り戻されることで「歯が白くなった」と実感する人も少なくありません。

ただし、漂白効果はありません。歯の表面がツルツルになり、汚れの再付着を防ぎやすくなるため、見た目の印象は大きく変えられるでしょう。

また、定期的なクリーニングは、歯周病や虫歯の予防にもつながります。

ウォーキングブリーチ

神経を抜いた歯が黒ずんで見える場合、通常のホワイトニングでは効果が得られません。そのようなときに効果的な方法が、ウォーキングブリーチです。歯の内側に薬剤を入れ、一定期間封じて内部から漂白する方法です。

治療は数回に分けて行われ、歯の色がある程度改善されたところで薬剤を除去し、最終的に封鎖処置を行います。

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングは、歯の表面にレジンと呼ばれる白い樹脂を直接盛りつけて形や色を修復する方法です。変色している部分をカバーするだけではなく、歯のすき間や小さな欠けも同時に整えることができるため、美しさと実用性の両立が図れます。

施術は通常1回で完了し、削る量も少ないことから身体への負担が少ない点も魅力です。費用も抑えやすいため、ホワイトニングが難しい方の現実的な選択肢として人気があります。

ただし、長年の使用で色が変わったり摩耗したりする可能性があるため、定期にメンテナンスを受けることが推奨されています。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削り、そこにセラミック製の薄い板(ベニア)を貼り付ける方法です。主に前歯の色や形を美しく整えるために用いられ、テトラサイクリン歯のような強い変色にも対応可能です。

セラミックは変色しにくく、透明感のある自然な白さを再現できるため、審美性に優れた仕上がりが期待できます。

ただし、歯を削る必要があります。一度処置を行うと元に戻せないことや、費用が高額になる点には注意が必要です。

セラミッククラウン

歯全体を覆うセラミッククラウン(被せ物)は、歯の色だけではなく、形や並びまで改善したい場合に有効な方法です。神経を抜いた歯や変色が極端に強い歯、さらに欠けや摩耗が著しい歯にも対応できます。

クラウンは天然歯に近い色味と質感を持ち、変色しにくく長期間にわたって美しさを保てます。また、噛む力にも耐えられるため、奥歯にも使用可能です。

一方で、健康な歯を大きく削る必要があり、費用も高額になりやすいため、しっかりとカウンセリングを受けたうえで選択することが重要です。

まとめ

楽しそうにデートする男女

ホワイトニングは、歯の美しさを引き立てるための有効な手段のひとつですが、誰にでも適応できるものではありません。妊娠中や授乳中の方、虫歯や歯周病がある人、神経を抜いた歯や薬剤による変色など、ホワイトニングができないケースも多く存在します。

そのため、安易に施術を受けるのではなく、まずは自分の歯の状態を正しく把握することが第一歩です。

ホワイトニングを検討されている方は、広島県広島市中区胡町、広島電鉄「胡町駅」より徒歩1分にある歯医者「南青山デンタルクリニック広島医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、患者さまに「少しでも笑顔になってお帰りいただく」ことを意識して、病気の再発・発症の予防に努めています。マウスピース矯正やホワイトニングなど、自由診療の治療を中心に、保険診療にも対応しています。

当院のホームページはこちら、お電話による予約も受け付けております。

最新記事

カテゴリー

月別アーカイブ

完全予約制
ご予約はお電話で受け付けております
082-504-7733

月・火・金 / 9:00~13:00 14:30~18:30
水・土   / 9:00~13:00 14:00~17:00
休診日 / 日・木・祝日