マウスピース矯正の治療期間はどれくらい?期間が長くなるケースも|ブログ|広島の胡町駅より徒歩1分、歯列矯正をはじめさまざまな治療を行なう南青山デンタルクリニック広島医院

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マウスピース矯正の治療期間はどれくらい?期間が長くなるケースも

こんにちは。広島県広島市中区胡町、広島電鉄「胡町駅」より徒歩1分にある歯医者「南青山デンタルクリニック広島医院」です。

マウスピース矯正にかかる期間のイメージ

近年、装置が目立ちにくく、取り外しができるマウスピース矯正を選ぶ方が増えています。マウスピース矯正を検討するにあたり、どれくらいの期間で歯並びが整うのか気になる方もいらっしゃるでしょう。

今回は、マウスピース矯正の治療期間の目安や、長くかかるケース、そして治療をスムーズに進めるためのポイントについて詳しく解説します。マウスピース矯正を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正とは

マウスピースを装着する様子

マウスピース矯正とは、透明なプラスチック製の矯正装置(マウスピース)を使って、歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。患者さんの歯並びに合わせてカスタムメイドされたマウスピースを1日20〜22時間装着し、1〜2週間ごとに交換しながら治療を進めていきます。

従来のワイヤー矯正に比べて装置が目立ちにくく、取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際に不便を感じにくいのが大きなメリットです。また、装置に金属が使用されていないため、金属アレルギーのある方でも安心して治療を受けられます。

ただし、マウスピース矯正は軽度から中等度の歯並びの乱れには対応できますが、重度の症例には向かない場合もあります。そのため、歯科医師による丁寧な診断が必要です。

マウスピース矯正の治療期間はどれくらい?

マウスピース矯正の治療期間はどれくらいか考える女性

マウスピース矯正の治療期間は、個人の歯並びや症状の程度によって異なりますが、一般的には半年〜3年程度とされています。軽度の歯列不正であれば半年ほどで治療が完了することもありますが、重度の症例では3年ほどかかることもあります。

マウスピース矯正では、透明なマウスピースを1〜2週間ごとに交換しながら、段階的に歯を動かしていきます。1枚のマウスピースで動かせる歯の距離はごくわずかであるため、最終的な歯並びに到達するまでには複数枚のマウスピースが必要となります。

また、マウスピース矯正では装置の装着時間を守ることが非常に重要です。マウスピースの装着時間を守らないと歯の動きが遅れ、治療期間が延びる原因になります。計画通りに進めるには、自己管理が欠かせません。

さらに治療終了後には、保定期間が設けられています。保定期間とは、矯正治療で整えた歯並びを安定させるための重要な期間です。

保定期間中、歯科医師の指示どおりにリテーナーと呼ばれる保定装置を装着することで、長期的に美しい歯並びを保つことができます。

マウスピース矯正で治療期間が長くなるケース

使用せずに放置されたマウスピース

ここでは、治療期間が長くなるケースについて具体的に見ていきましょう。

歯並びの乱れが重度の場合

マウスピース矯正は、軽度から中等度の歯列不正に対応できる治療法です。そのため、歯のねじれや大きな重なり、上下の噛み合わせに大きなズレがあるような複雑なケースでは、治療が長期間に及ぶ傾向があります。

歯並びの乱れが重度の場合、多くのマウスピースが必要となるため、結果として治療期間が延びる可能性があります。また、途中で治療計画の修正が必要になると、さらに期間が延長される可能性もあります。

場合によっては、マウスピース矯正だけでは対応が難しく、ワイヤー矯正が検討されることもあります。こうした複雑な治療になるほど、全体の期間も長くなることを理解しておくと良いでしょう。

マウスピースの装着時間が不足している場合

マウスピースは1日20〜22時間の装着が基本とされていますが、この装着時間が不足すると、歯の移動が計画通りに進まず、治療期間が長くなるリスクがあります。特に、食事や歯磨き以外の時間にも装着を外すことが多くなると、治療の進行に大きく影響します。

マウスピース矯正は装置の自己管理が求められる治療であり、患者さんの協力度によって結果が大きく左右されるのです。

マウスピースの交換時期を守れていない場合

マウスピース矯正では、あらかじめ決められたスケジュールに従って、一定の期間ごとに新しいマウスピースへと交換していきます。

しかし、この交換時期を守らずにマウスピースの使用を続けたり、新しいマウスピースに交換するのを忘れたりすると、計画通りに歯を動かすことができません。その結果、全体の治療期間が長くなる可能性があるのです。

特に、旅行や多忙な生活のなかで交換のタイミングを逃してしまう方も少なくありませんが、数日の遅れが積み重なることで、大きなズレに繋がる可能性があります。

また、自己判断で交換時期を早めると、歯に過度な力がかかり、痛みを引き起こす恐れがあります。

歯科医師の指示に従い、決められたタイミングでマウスピースを交換することが非常に重要なのです。

虫歯や歯周病になった場合

矯正治療中に虫歯や歯周病になると、治療を一時中断しなければならないケースがあります。これは、口腔内の健康状態が悪化すると、矯正治療を安全に進めることができないためです。

唾液には口内の汚れを洗い流す自浄作用がありますが、マウスピースをつけていると唾液が歯に触れにくくなります。その結果、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。

特に、歯磨きが不十分だったり、マウスピースを清潔に保てていなかったりする場合は注意が必要です。

矯正治療中に虫歯や歯周病が発生すると、まずはその治療を優先する必要があります。その間は矯正治療を進めることができないため、結果として治療期間が延びることがあるのです。

マウスピースを破損・紛失した場合

マウスピースは薄い素材でできているため、強い力が加わると破損することがあります。また、外出先で誤って紛失してしまうケースも珍しくありません。

こうしたトラブルが発生すると、新しいマウスピースの再作製が必要となり、その間は矯正治療が一時中断されることになります。

マウスピース矯正をスムーズに進めるためには

マウスピースの手入れをする様子

ここでは、マウスピース矯正をスムーズに進めるために大切なことについて解説します。

マウスピースの装着時間・交換時期を守る

マウスピース矯正をスムーズに進めるためには、装置の装着時間と交換時期を守ることが非常に重要です。マウスピースは1日20〜22時間の装着を意識し、歯科医師に指示されたタイミングで交換しましょう。

スマートフォンのアラームや専用アプリを活用することで、装着時間や交換時期を管理しやすくなります。

歯磨きとマウスピースのお手入れをしっかり行う

マウスピース矯正をスムーズに進めるためには、お口の中とマウスピースの両方を清潔に保つことが不可欠です。歯磨きが不十分だと、マウスピースの中で細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

食後は歯磨きをしてからマウスピースを装着しましょう。また、マウスピース自体のお手入れも忘れずに行いましょう。マウスピースはこすりすぎると傷がつく可能性があるため、専用のブラシや洗浄剤を使用して洗うことがポイントです。

こうしたケアを毎日続けることで、トラブルを防ぎ、治療をスムーズに進めることができます。

マウスピースを適切に保管する

外したマウスピースは必ず専用のケースに入れて保管しましょう。ティッシュなどに包んで放置すると、誤って捨ててしまう恐れがあります。また、高温や直射日光にさらすと変形する可能性があるため、保管場所にも注意が必要です。

モチベーションを維持する

長期にわたる矯正治療では、途中でモチベーションが下がってしまうこともあります。

しかし、日々の積み重ねが結果に直結するマウスピース矯正では、継続する意志が非常に重要です。定期的に写真を撮って変化を確認したり、歯科医師と治療の進捗を共有したりすることで、やる気を維持しやすくなります。

最終的なゴールを明確にイメージしながら取り組むことが、成功への近道です。

まとめ

マウスピースを持って笑顔を見せる女性

マウスピース矯正は、装置が目立ちにくく取り外しができるという利便性から、多くの方に選ばれている矯正治療のひとつです。

ただし、治療を成功させるには、マウスピースの装着時間や交換スケジュールを守るなど、自己管理が非常に重要になります。治療期間は症例によって異なりますが、おおよそ半年から3年程度が一般的です。

虫歯や歯周病、マウスピースの破損・紛失といったトラブルを防ぎながら、日々のケアやモチベーションの維持に取り組むことで、矯正をスムーズに進めることができます。正しい知識と意識を持って、理想の歯並びを目指しましょう。

マウスピース矯正を検討されている方は、広島県広島市中区胡町、広島電鉄「胡町駅」より徒歩1分にある歯医者「南青山デンタルクリニック広島医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、患者さまに「少しでも笑顔になってお帰りいただく」ことを意識して、病気の再発・発症の予防に努めています。マウスピース矯正やホワイトニングなど、自由診療の治療を中心に、保険診療にも対応しています。

当院のホームページはこちら、お電話による予約も受け付けております。

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