子どもの矯正はいつ始めるべき?年代別おすすめ矯正ガイド
子どもの矯正はいつ始めるかで治療効果が大きく変わります

子どもの矯正は、大人の矯正とはまったく違う特徴があります。
もっとも大きなポイントは、成長過程を上手に利用することで、将来の歯並びが整いやすい土台をつくれる という点です。
近年は、
・将来の歯並びが心配
・早めに相談すべきか迷っている
・受け口や出っ歯を指摘された
・口呼吸が気になる
といった理由で、子どもの矯正について相談する親御さんが広島市でも増えています。
小児矯正の基本:1期治療・2期治療とは?

1期治療(6〜10歳頃):成長を味方にする矯正
1期治療は、あごの成長をコントロールしながら、
・出っ歯
・受け口
・ガタガタ
・横顔のバランス
・口呼吸や舌癖による歯列の乱れ
などを改善する治療です。
もっとも効果が出やすいタイミングで、後の治療の負担を大幅に減らせる可能性があります。
2期治療(12歳〜):永久歯がそろってからの本格矯正
永久歯が生えそろうと、ワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザラインなど)による本格矯正が可能になります。
【年代別】小児矯正を始めるおすすめ時期とチェックポイント

3〜5歳(乳歯期)|悪い癖が出やすい「予兆」のタイミング
この年齢では、本格矯正よりも 悪習癖の発見と改善 が重要です。
この時期に見られやすい兆候
・指しゃぶり・舌癖が続いている
・常に口が開いている(口呼吸)
・受け口の傾向がある
・発音が気になる
・食べるときに噛みづらそう
症状を早期に見つけるだけで、後の歯並びトラブルを防げることがあります。
6〜8歳(前歯の生え変わり)|最も矯正相談が増える「黄金期」
この時期は、前歯の並び方から歯列の問題が一気に表面化します。
よくある相談
・前歯のガタガタ
・出っ歯になってきた
・歯の生えるスペースが足りない
・受け口の状態が続く
・上下の歯の中心がズレている
成長を活かした治療がもっとも効果を発揮する時期のため、専門相談に適しています。
9〜11歳(小学校高学年)|あごのバランスが決まる重要な時期
上下のあごの成長スピードに差が出やすいタイミングです。
よく見られる症状
・出っ歯がより強くなる
・下あごが前に出はじめる
・歯列全体のガタガタが悪化
・横顔のバランスに変化
小学高学年までに一度相談すると、後の治療計画が立てやすくなります。
12歳〜(中学生)|本格矯正のスタート
永久歯列が完成し、ワイヤー矯正・マウスピース矯正が中心となります。
1期治療をしていない場合は、抜歯や治療期間が長くなるケースもあるため、できれば小学生のうちの相談がベストです。
家庭でできる「歯並びセルフチェック」

以下に1つでも当てはまれば、早めに診察を受ける価値があります。
・前歯が噛み合わない(開咬)
・下の歯が前に出ている(受け口)
・前歯が重なっている(叢生)
・口呼吸が続いている
・食べ方が左右に偏っている
・寝ているときの歯ぎしりが多い
親が気づかない小さなクセが、歯並びに大きな影響を与えることがあります。
子どものうちに矯正を始めるメリット

① 抜歯リスクを減らせる
成長期にあごを広げることで、永久歯のスペースを確保できます。
② 顔や口元のバランスが整いやすい
骨格の成長に合わせられるため、横顔の改善にもつながります。
③ コンプレックスを持ちにくくなる
学校生活・写真撮影などで自信をもちやすくなります。
④ 本格矯正(2期治療)が短期間・低負担で済むことがある
総治療費が抑えられるケースもあります。
広島市で小児矯正の医院を選ぶポイント

① 小児矯正の症例や指導実績があるか
子どもの成長予測には経験が不可欠です。
② 口呼吸・舌癖などの悪習癖改善に対応しているか
これらを見逃すと矯正しても後戻りのリスクが高まります。
③ デジタル診断(3Dスキャン・CT)が整っているか
治療精度が高まり、将来の歯並びを正確に予測できます。
青山デンタルクリニック広島医院の小児矯正が選ばれる理由

・ 幼児〜中学生まで幅広い小児症例に対応
成長段階に合わせた矯正プランを提案。
・成長を味方にした1期治療が得意
あごの成長誘導・歯列の拡大・悪習癖改善を組み合わせた総合治療。
・舌癖・口呼吸のトレーニングにも対応
歯並びが悪くなる“根本原因”を改善。
・ 保護者への丁寧な説明と安心のサポート
治療期間・費用・通院ペースを明確に提示し、納得して治療を開始できます。
子どもの歯並びが気になったら、まずは早期相談から、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
当院のホームページはこちら、お電話による予約も受け付けております。
